油山市民の森からのお知らせ
2020/06/27
きのこ豆知識
ツノマタタケ(角又茸)
■生える時期
梅雨時期から初冬にかけて(福岡県内では、5月から12月に見ることができます。)
※雨が降らないとなかなか姿をあらわしませんが…
■生える環境
主にマツやスギなどの針葉樹に多く見られますが、まれに広葉樹に生えることもあるようです。意外と、公園に設置されているベンチや板看板などにも生えることがあります。(木材腐生菌)
↑油山市民の森園内に置かれていた木製飛行機からでてい...
2020/06/24
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【お花情報】紫三姉妹
ムラサキシキブ(紫式部)
花も実も自然の色とは思えないほどきれいな紫色。
名前の由来も実の紫色を美しい紫式部にたとえたという説があります。
実は秋になります。
葉っぱよりも実の方が長く枝についているので、本当に作り物かと思ってしまいます。
ヤブムラサキ(藪紫)
ムラサキシキブに似ているが、花・枝・葉に細かい毛が生えていることで区別できます。
葉を触るとふわふわするので一手...
2020/06/19
きのこ豆知識
きのこの役割(番外編)
今回の「きのこちゃんのきのこ図鑑」は番外編…第一回目から九回目まで紹介してきたきのこたちに再登場していただきました。そこで、今回の「きのこ豆知識」では自然界に住んでいるきのこたちの役割について書いていきたいと思います。
まずは、こちらをご覧ください。一見するときのこがたくさん描かれている絵です。しかし、これはある法則で分けられています。
さて、その法則とは一体何でしょうか…?
...
2020/06/17
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【虫情報】幼虫もごもご
森の新緑が茂りきった油山。
梅雨の晴れ間にこっそりといろいろな虫の幼虫たちがお食事をしていました。
▼クロコノマチョウの幼虫
成虫になると枯れ葉にそっくりのチョウになります。
幼虫はススキなどの葉を食べるので緑色のからだ。
なぜか頭だけ黒色でうさ耳がついています。
▼イシガケチョウの幼虫
成虫になると白い翅に手描きのような網目模様のチョウになります。
幼虫はイヌビワの葉...
2020/06/13
きのこ豆知識
キヌガサタケ(衣笠茸)
■生える時期
梅雨時期と秋(特に雨が降り続いた後)
■生える環境
竹林で見られることが多いですが、まれに竹林跡や広葉樹林内で見られることがあります。
深夜から明け方にかけてきのこがでてきます。(非常にまれに昼過ぎに出てくるものもあります)
■特徴
子実体は初めはまんまるい卵型として地上に現れます。大きさはだいたい5センチから8センチで指で押してみると弾力があります。袋(殻皮)の中は...
2020/06/10
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【お花情報】ウツボグサ
ウツボグサ(靫草)
花穂を矢を入れる”うつぼ”に見立てたのが由来。
夏になって花が枯れて黒っぽくなってもそのまま立っているので「夏枯草(かこそう)」の別名もあります。
花木園で見られます。
写真・解説 さんちゃん
2020/06/06
きのこ豆知識
カニノツメ(蟹爪)
■生える時期
5月から11月頃(梅雨時期にとくに多い)
■生える環境
竹林、林道、もみがら、おがくずなど腐植が多い地上に発生します。
■特徴
幼菌は、径1センチから2センチの白色で卵形、球形です。
熟すと殻皮(袋)をやぶり高さ5センチから7センチの腕(托枝)をあらわします。
写真は、殻をつきやぶって伸びだしている様子。
腕(托枝)は上部が細まりながら弓状にまがったよ...
2020/06/05
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【お花情報】ネジキ
ネジキ(捻木)
お花のかたちは違うけどツツジの仲間の木です。
木の幹がねじれているのが名前の由来です。
今、米粒のような花が並んで咲いています。
基本的には白色ですが、まれにピンク色の花もあるようです。
小さな花の中にはもじゃもじゃとした雄しべと雌しべがつまっていました。
下向きに咲くので花の真下に立って見上げないと中を見ることはできません。
市民の森にはたく...
2020/06/04
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【お花情報】コガクウツギ
コガクウツギ 小額空木、小萼空木
5月から7月ごろまで白いお花をつけます。
両性花と装飾花が一緒につきます。花びらに見える白いひらひらしたものは装飾花のガクです。
2020/06/03
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【お花情報】クリのお花
クリ(栗)
秋に食べるおいしい栗は”実”なわけであって、
実がなるってことは花が咲くってことで、
今!クリの花が満開です!!!
どんぐりの仲間の共通の特徴でお花が白いアフロみたいに木の表面を覆いつくすようにもしゃもしゃと咲きます。
そしてあおくさいというか、甘いというか、何とも言えない香りが漂ってきます。
にょろんと長い花の穂のほとんどは雄花(花粉を出す)で
根元のほうに数個...