油山市民の森からのお知らせ

油山市民の森からのお知らせ

2022/04/27 お花情報
ホオノキのお花

この時期、遠くからでも抜群の存在感で私たちを迎えてくれる花があります。ホオノキの花です。今日はこのホオノキのお花、について書いてみたいと思います。

ホオノキ 朴の木

■モクレン科モクレン属
■花期4月後半から5月 
 ※油山市民の森での今年の開花確認は4月19日
■15センチほどの白い大きな花をつける
■ホオノキの花と葉(最大30ー40センチ)はともに日本の樹木の中で最も大きい



ホオノキ、これだけ大きい花になるとつぼみも大きいです。
ご覧ください♪ 
どどんっ!!
↓↓


子どものこぶしくらいのぷっくりふくらんだ蕾を見ると「いよいよ咲くぞー」とワクワクします。


ちなみにつぼみが膨らみだす前、数か月前からスタンバイしていた冬芽が開き、まず新芽が出てきます。この芽吹きの時にあらわれるのが薄ピンク色の托葉(たくよう:芽生えのときに紫外線などから若葉を保護する役割のもの)。
これがまるで花のようでとてもきれいです!


見たことないよ!という方はぜひ1年後の4月初め頃チェックしてみてください♪


話は戻って、お花の話。
ホオノキの花は黄白色の花弁が9枚前後集まって上向きに咲きます。
その中心に鎮座しているのが雌しべの集合体で、その周りを雄しべが取り囲んでいます。花には強い芳香があり、この時期森を歩いているとホオノキの甘い香りに出会うことができます。






このホオノキの花は面白い性質があります。
もともと両性花なのですが、開花して1日目は雌しべが発達して雌花になり、別個体の花粉をつけてやって来た昆虫たちを集めて受粉を試みるそうです。
逆に2日目は反対に雄しべが出てきて雄花に変化!自分の花粉を別個体の花に運んで行ってもらう作戦です。これは自家受粉を防ぐためだとか。
大忙しのこの花の寿命は非常に短く、たった3日ほどで散ってしまいます。


15メートル以上の高木でその枝先に花をつけるため、普段だったら見上げるばかりのホオノキですが、市民の森の園内では目の高さで見られるものが結構あります。そしてこの花は1本の木の中で少しずつずれて開花するのでまだまだ見頃です。

よかったらぜひ森さんぽの際に見つけてみてくださいね♪


解説:土屋
参考:山と渓谷社「木に咲く花」
   山と渓谷社「山の博物誌」
 
Access・Inquires アクセス・お問い合わせ
一般財団法人 
福岡市市民の森協会(指定管理者
〒811-1355 
福岡県福岡市南区大字桧原855-4
[管理事務所]
TEL
092-871-6969
FAX
:092-801-1463
MAIL
aburayama@shimi-mori.com
対応時間
:9時~18時(年中無休)
[自然観察センター]
TEL
092-871-2112
対応時間
:9時~16時30分(月曜休館)
交通アクセス