油山市民の森からのお知らせ

油山市民の森からのお知らせ

2019/03/02 ブログ
森歩きは発見ばかり

木々がそびえたつ山の中では、いつも初めての出会いがあります。
それは見慣れた景色でも、実は見えていない、隠れた発見…

さて、一緒に森の中を歩いてみましょう。
舗装された道路の脇。谷へと続くヒノキ道がありました。少しひんやりとした空気を吸いながら一足一足ゆっくり降りていくと、左右にウラジロ畑が広がってきました。ウラジロは正月の注連飾りや餅の飾りとしておなじみの植物ですが、今回観察するのはウラジロの新芽です。


気がついたときには、時期が終わっているウラジロの新芽。もしかすると気にして見る人もいないかもしれませんね。実際にみてみると、なんと毛深いのでしょう。まるで動物のような毛質でした。

しばらく歩いていると、三叉路の分かれ道がありました。
一つ目の道は、谷へと続く道。
二つ目の道は、少し小高い山へと続く道。
三つ目の道は、通ってきた道。
さて、どちらに行こうか…

今日は、二つ目の道に行くことにしましょう。
この道では、森の雰囲気が少し変わってきました。最初はヒノキ林だったけれど、ここからはアラカシやシイの木などが増えてきました。その分、また違った生き物たちの出会いがありました。切り立った斜面には、多くのコケ植物が見られました。とても小さい小さい生き物ですがその形は多様…アブラゴケ(写真中央)を中心にアカイチイゴケ(ワイン色をしているコケ)やホウオウゴケの仲間などがにぎやかに暮らしていました。


小高い山でも、上りは息が上がります。尾根道に着き、一休憩。風通りのいいこの場所は、ほてった体もすぐにひんやりと寒くなりました。

さて、そろそろ今日の森歩きは終わりの時間が迫ってきました。コケが生えた階段をくだり、横に見えるイチョウの木を眺めながら暖かい春の到来を待ちます。
足元には、春の訪れを語るアシボソアミガサタケの赤ちゃんが顔を出していました。もうすぐ、暖かい季節がやってきますね。

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